fc2ブログ
2023 / 06
≪ 2023 / 05 - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - 2023 / 07 ≫

鹿児島市立美術館で、「大桜島絵画展」を開催中(1/2~2/5)である。

鑑賞したい絵画展であるがギャラリーの多い日は避けたい。19日は開催期間半ば、平日、雨模様の一日で、絵画鑑賞には絶好と足を運んだ。

今回の絵画展は、九州新幹線全線開業記念事業のひとつでもある。

パンフレットに詳しく記されている。

鹿児島のシンボルである桜島は、険しくそそり立つ稜線や海上に浮かぶ広大な裾野の形態から雄々しく堂々とした印象を与えます。繰り返される噴火・噴煙から強大な大地のエネルギーを感じさせます。このような特徴を備えた桜島は、近代以降、多くの画家を魅了し、個性豊かな絵画表現へと駆り立ててきました。

本展では、これまで多くの画家によって描かれた桜島の名品を、一堂に紹介します。
桜島という同じモチーフのなかに、画家たちの様々なアプローチによる表現の違いを感じ取っていただける展覧会です。

数回にわたり鹿児島を訪れ、桜島の連作を描いた梅原龍三郎の作品8点、モノトーンの色調で迫力ある大画面に桜島を捉えた横山操「炎々桜島」と加山又造「煙雲轟々」は桜島を描いた名作として知られています。
県外の著名な画家(曾宮一念、田村一男、西山英雄)、郷土ゆかりの画家(黒田清輝、和田英作、海老原喜之助)、計32名が描いた70点の絵画作品を展示します。         
                                            ~パンフレットより~

パンフレットと出品リストを片手に順路に従って鑑賞した。

最初に、黒田清輝の「桜島爆発図」6点が展示されている。サイズは小さいが、6点の作品名は(噴煙)(噴火)(溶岩)(降灰)(荒廃)(湯気)、制作は1914年(大正3年)とある。大爆発のあった年に鹿児島を訪れ描いていたのである。
大正3年は亡父の生まれた年でもある。父から大爆発のあった年に生まれたと聞かされてきたので鮮明に記憶している。

中川一政も桜島を描いている。陽色に染まる夕映えの色に魅了される。

桜島展のサブタイトルに、桜島百景~画家たちが見つめた桜島~とあったので100人の画家の作品と早合点した。32人の画家が、桜島を画材に、72点の作品を1914年~2002年に制作した絵画展である。

四季折々、朝な夕な様々な表情を見せる桜島、絵に詩に愛される。
日頃見慣れている筈の桜島、見る位置、見る人の違いでかくも違う表情を現す。まさに桜島百景である。多くに人に鑑賞して欲しい見応えのある大桜島展であった。




スポンサーサイト




この記事へコメントする















05 ≪│2023/06│≫ 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
全タイトルを表示

マンマ

  • Author:マンマ
  • 好奇心、やじ馬根性旺盛な熟年おばさん?

Fc2ブログランキングに一票を!

-天気予報コム- -FC2-