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nissyoku
皆既日食(2009/7/22)鹿児島市

このところ国内で46年ぶりの皆既日食の話題で明け暮れた。
23日付の地元紙は、皆既日食の特別紙面を組んでいる。トップページ一面にダイヤモンドリングの写真が掲載された。

鹿児島県は皆既日食帯の中心線に位置していた。
とりわけ人が住む場所で皆既時間が6分25秒ともっとも長い時間の十島村悪石島は多くの天文ファンが訪れた。他の島々にも多くの人が来島した。奄美航路の船会社に勤務する夫は、天候を気にしながら22日の皆既日食関連の乗客輸送に追われていた。21日は帰宅して「今日で終わった、あとは晴天を祈るのみだ」と・・・

皆既帯にある島々には世界から多くの観測者が訪れ、さまざまな歓迎行事が行われ島民と一緒に盛り上がった。2年前から準備を進めていたとも聞く。小さな島ではライフラインの整備に追われ大変だったことと思う。
ところが天気予報では皆既日食当日は晴れそうにない。残念ながら悪いほうに的中して恨めしい空模様となった。

地元紙、「南日本新聞」に
~~今世紀最大の天体ショーというのに、多くの天文ファンが訪れた十島村悪石島を含むトカラ列島、皆既帯の屋久島と種子島南部は、雷雨や雲のため皆既の太陽を観測できなかった。

奄美の喜界島では午前9時過ぎから太陽が欠ける食が始まり、11時前から約3分間皆既日食を継続。雲の切れ間からコロナとダイヤモンドリング、太陽表面から炎のように立ち上がるプロミネンスが見えた。その後午後0時20分まで食は続いた。~~と記してある。

鹿児島市内ではドルフィンポート周辺に800人ぐらいの家族連れが詰めかけ日食めがねをかざして空を見上げていたという。近くに夫の会社もるが、雲の切れ間に皆既日食を見ている。私は昼過ぎ外出するので自宅にいたが、雨が降って雲が厚くよく見えなかった。

皆既日食を観測できた人、残念ながら見られなかった人、それぞれにドラマがあり大勢の人と感動を共有できたことだろう。皆既日食のため準備かれこれに携わった皆さん、天候には恵まれなかったけれど本当にご苦労様でした。

次回の国内での皆既日食は26年後の2035年9月、北陸や北関東で観測される。この世にいないと思う先のことであるが快晴であって欲しい。
 2012年には九州南部や四国、関東などで、金環日食(月の周りにはみ出した太陽がリング状に輝く)が起きる。こちらは見られそうである。
夢のようなかごしま皆既日食「狂騒曲」の一日は過ぎた。



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マンマ

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