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2019 / 09
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東京に住む4歳の孫娘から可愛い声でビデオレターが届いた。
“じいじ、しゅじゅつがんばってね!かりんより。だぁーいすき”
夫は目頭を熱くしパワーを貰ったと励まされた。

9月4日、入院&手術当日となる。
朝8時近所のNさんの好意で市立病院まで乗せてもらう。有難い。
夫は眼に異常を感じてから車の運転は控えている。私は運転免許なしである。
今回ばかりは自家用車の利便性を痛感した。

入院手続きを済ませ病室へ案内された。個室を希望していたが希望通りの7F病室で夫も良かったと安堵する。7F病室は、私が4年前ペースメーカーの電池交換術の時も入院したフロアである。8Fにヘリポートがあるので多少騒音はあったが部屋の使い心地は良かった。
病室にフリーで見られるTVがあるというのに眼科入院では視聴もままならず皮肉なものである。

術日前に検査を済ませているので入院当日が手術日となる。
入院予定表を貰った。
手術日の詳細が記載され、16時50分手術予定となっている。
麻酔は局部麻酔で目尻近くに針を刺して麻酔し手術すると聞いている。
目薬の点眼は定時に看護師がやってくれる。治療の一環である点眼は素人が正確を期すことは難しい。
昼食は普通に病院食が出て食べられてよかった。14時以降は飲食禁止となる。
手術後7日目の9月11日が退院日と書いてある。

手術時間が繰り上がって4時過ぎ中央手術室へ入った。隣室の家族待機室で待つ。一家族待っている人がいたが何する気にもなれず只ひたすら手術終了を待ち続けた。
1時間ほど経って看護師がもう少しかかりますと伝えに来た。早く終わっても遅れても不安になる。2時間近くかかって終わった。直ぐ主治医が入室して結果説明を聞いた。


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これまで眼は意識せず見えて当たり前と思ってきた。
目の病気とは縁がなく眼球の構造など知る由もなかった。

「脈絡膜」とは初めて聞く言葉で見当もつかずネットで検索した。主治医に脈絡膜は血流の盛んな部位と聞き血液を取るタイミングも容易でないことを知る。
数種類の目薬を決められた時間どおりに点眼するよう指示される。朝昼夜にわたり定刻に点眼しなければならず油断ならない。

左眼のレンズを摘出して急に右眼だけで見る状況になっている。動き過ぎは厳禁で好きな庭にも出られず時間を持て余している。室内歩きもつまずかないよう注意しなければならない。右眼だけでは焦点が合わず直ぐ疲れるので新聞やTVを見る気も失せている。

夫の不安とストレスは想像以上に大きく意気消沈している。動かないから腹が減らないと食欲まで落ちている。慰めと励ましの言葉にも窮する.。

今までに考えられない日常になっているが現状を乗り切る以外に手立てはないと思っている。慌てても仕方がない。ゆっくりと確実に前を向いていこう。




9月も終わろうとしている。

8月と9月の2か月間、とりわけ8月半ばからの1か月は怒涛の様な日々を強いられることになった。思いもよらぬ突然の出来事に見舞われた。夫の左目の異常に始まった事態は予想外の異変・展開であった。彼は両眼の白内障手術をして10数年経っている
手術後眼の違和感は何一つなく過ごしてきた。

8月に入って左目の様子を気にするようになった。何か影が見えるという。ちょうど同時期に前立腺関連の薬を飲み始めたばかりでそのせいかもしれないと疑った。泌尿器科の医師はそんな症状は聞いたことがないと眼科へ行くよう勧められ眼科(白内障を手術した)を受診した。
予想もしない結果を聞いて帰り3日後に手術となった。レンズがずれて傾きその影が映っている。レンズが硝子体に落ちてしまったら手の施しようがない。老化が原因であろうと。レンズがずれることはめったにない事例らしい。急遽レンズを摘出して殖膜内固定術を受けることになった。手術時間は1時間半ぐらい要すると聞いたが1時間足らずで終わった。

翌日手術結果の説明を聞いた。
術中に脈絡膜出血があったのでレンズ摘出だけで終わり殖膜内固定術は出来なかった。血管が弱い、これも老化に因るものだろうと。出血を取らなければならないが、この後の処置は当眼科では設備がないので出来ない。大学病院を勧められたが通院の便を考慮して市立病院を希望した。すぐ連絡が取れ紹介状を貰って市立病院へ直行した。このまま即入院になるかもしれないと聞き心中は穏やかでなかった。

診察の結果は脈絡膜からの出血があったので落ち着くまでレンズ挿入の手術とはならない。出血を取るのもタイミングがあるらしく直ちにというわけにいかない。目の病気と処置は繊細且デリケートであることを認識させられる。即入院とならず通院でよいと聞き少し落ち着いた。通院中の眼科と連携を取りながら治療するという。
三日後の診察で眼内が少し見える。このまま血液が自然吸収されたら血液を取る手術はしなくて済む。そうなることを切に願う。

1週間後の診察は期待に反して出血が広がっている。頭痛がするというのもその影響だったのでは?がっかり感は否めない。出血が自然吸収されなかったので、出血を取る手術日が決まった。術日前に入院患者へオリエンテーションがあった。
9月4日(水)が手術日と決まる。

普段我が家は老夫婦二人で元気に暮らしている。今回の状況は離れて(東京)住む子供3人に知らせることにした。電話で眼の現状の説明は難しい。メールでワードにこれまでの眼の状況を記して添付送信した。
子供3人も心配して帰省するという。皆仕事を持っているが連絡しあって連休の週を利用して重ならないようにすると聞いた。



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マンマ

  • Author:マンマ
  • 好奇心、やじ馬根性旺盛な熟年おばさん?

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