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2010 / 07
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中欧5カ国周遊

チェコ 


プラハ


ドイツのドレスデン、マイセンへはプラハからの日帰り旅行であった。
エルベ川沿いの水辺の景色を楽しみながら夕方プラハへ戻ってきた。
プラハには二連泊した。「TOP HOTEL PRAHA」1200室と聞き多少は? ところが、着いたところはホテルらしからぬ外観、5~6棟のアパートメントが1階の渡り廊下で繋がっている造りである。朝食会場はメイン棟の1Fにあるのでそれぞれの棟を下って渡り廊下を経て行く。
A-D棟・4Fに宿泊。部屋は広いがベッド・テーブル・長椅子もシンプルで無機質な感じの部屋。ガイドの説明で共産圏時代リクレーション宿泊所だった建物と聞いて納得。これでも近年客室らしくなってきたほうだという。メイン棟のロビー、レストランは奇麗だが、各棟のフロントもシンプル。リフトはスーツケースを持つと4人で満員。

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                   フロント
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                    ロビー
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              ミネラルウオーター
海外旅行ではミネラルウオーターは欠かせない。日本人はガス入りは苦手である。バスの中ではノンガスを売ってくれるので安心だが店頭では見分けがつかない。チェコ語やハンガリー語表示ではどうしようもない。
一行の中に簡単な見分け方を知る人がいて教えてもらった。容器がパンパン張っているものはガス入り、軟らかく少し凹むものはノンガス。その後スーパーで半値近いノンガスを買えるようになった。今後も利用したい。


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中欧5カ国周遊


ドイツ


マイセン

マイセンは、マイセンの紋章から「青い剣の都」とも称される世界に名高い磁器の町である。
ドレスデンから1時間の所要時間。マイセンの磁器工場に付属している博物館を見学した。ビデオを見て、実演コーナーでは、職人たちが轆轤を回したり、型を作ったり、絵付けする行程を興味深く見学した。

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       真剣な眼差しで作業している。
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細かいパーツを組み合わせて天使や人形が成形されていく繊細な作業である。
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           マイセンの定番「ブルーオニオン」
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                マイセン紋章の変遷

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                  ショップ


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ドイツ


ドレスデン

「エルベの真珠」、「エルベのフィレンツェ」と謳われた、美しいエルベ河畔の古都ドレスデン。プラハから日帰りでドイツのドレスデン、マイセン磁器博物館を訪ねた。
モルダウ川はプラハの町を二分しながら北へ流れ、ドイツ領に入るとエルベ川と名を変える。その最初の町がドレスデンである。第二次世界大戦時連合軍による大空爆で町は壊滅的な被害を受けた。
1990年の東西ドイツ統一によってフラウエン教会やドレスデン城の修復が始まった。旧市街はバロックの町並みが復元され、優雅な古都のたたずまいを見せている。

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              フラウエン教会(聖母教会)
11世紀に建てられた由緒ある教会。大戦で瓦礫と化し、長い間放置されていた。
1994年から再建がはじまり、すべての瓦礫に番号が付けられ整理され、「世界最大のパズル」といわれた作業を経てもとの場所に戻されている。

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              「君主の行進」
アウグスト通りに、アウグスト強健王の「君主の行進」と題される101メートルも続くタイルの壁画がある。連合軍の空爆でドレスデン城は炎上したが、1200℃で焼かれたマイセン磁器の壁画は炎に耐えた。

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                ドレスデン城
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                 劇場広場
アウグスト強王の騎馬像(中央)、ゼンパーオパー(オペラハウス)(左)、旧カトリック宮廷教会(右)

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    マルクト広場・・・バロックの建物が建ち並ぶ
マラソン大会の日で、オレンジ色のシャツを着たランナーが、エルベ川のアウグストゥス橋方向から旧市街地方向へ走っている。


                  エルベ川


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チェコ

プラハ

旧市街地区
ヴルタヴァ川の右岸に広がる古い地区が旧市街。プラハ観光の顔である。
ゴシック、ルネサンス、バロック、ロココと時代を隔てた美しい建物に囲まれ、教会や旧市街庁舎など歴史的な建造物が聳える大きな広場である。

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             ティーン聖母教会
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           旧市街庁舎と仕掛け時計
仕掛け時計を目当てに、旧市街広場で観光客が最も集まる場所。世界最古といわれる天文時計。
地球を中心に太陽が回る天動説に基づいて作られ、年月日、時間、日の出、日の入り、月の出、月の入りを表している。600年近い歳月を刻み続けている。毎正時に窓が開き12人のキリストの使徒が登場する。

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広場ではイベントが行われており、人、人の群れで写真撮影もままならない。出店も多くお祭りムード。
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チェコのハム・・・大きな豚のブロックを薪で焼いている。味見しましたがおいしかったです。
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チェコ

プラハ

カレル橋

プラハのマラー・ストラナ地区(17~18世紀に建てられた貴族の館が残る)、プラハ城と旧市街を結ぶ「カレル橋」は、プラハ観光の中心と言えるところで最も人気のある名所である。ヴルタヴァ川に架かる橋でも最も古い歴史を誇る石橋である。
幅9.5メートル、長さ516メートルあり橋の上には30人の聖人の彫像(キリストの十字架像、聖母マリア像、チェコの聖人、聖スランシスコ・ザビエル像・・・)が建っている。17世紀末から20世紀前半に次々と取り付けられていった。

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        聖フランシスコ・ザビエル象
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幅が広い橋の上では、大道芸人や音楽家がパフォーマンスを行い、露天商が店を広げている。
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    観光船、運搬船、ボートが行き交っている


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チェコ

プラハ

聖ヴィート大聖堂

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              聖ヴィート大聖堂
ロマネスク様式の教会をもとに14世紀前半から改築が開始され、1929年、聖ヴアーツラフの殉教1000年の年に完成した。

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                 身 廊
長さ124メートル、高さ33メートルの身廊は大きく取られた明り採りの窓のため大変明るい。
側廊には礼拝堂がずらりと並びステンドグラスなどの芸術品の装飾は壮観。

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  チェコ出身の画家「ミュシャ」が描いたステンドグラス
  鮮やかなアール・ヌーヴォー風の色遣いが見事

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         旧王宮のテラスから市街を望む


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チェコ

プラハ

チェコの首都プラハは、百塔の街と称されるほど多くの尖塔があり、様々な建築様式の建物がある。
ヴルタヴァ川によって街は東西に二分され、左岸の丘の上に「プラハ城」と城下町が広がっている。右岸は旧市街と新市街がある。
両岸を結ぶ橋が有名な「カレル橋」である。

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                  プラハ城
 旧王宮(ボヘミア王家の居城)と宗教施設群が複合した世界でも最大規模の城。

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 プラハ城の衛兵。交代式を終えて戻るところに遭遇した。
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 観光客が多い。「聖ヴィート大聖堂」の入場を待つ人々。
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                聖イジー教会
   ボヘミアで最も保存のよい美しいロマネスク様式の教会。


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スロヴァキア

ブラチスラヴァ

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                ブラチスラバ城
ドナウ川のほとりの丘の上に建っている。
12世紀にロマネスク様式で建てられ石造りであったが、オスマントルコの侵攻や大火災で荒廃した。
第二次世界大戦後に復旧された。16世紀はハンガリー王国の首都で王の居城でもあり、18世紀にはハプスブルグ家の女帝マリア・テレージアが居城したこともあった。

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        ブラチスラヴァ城からドナウ川を望む
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             旧市街を散策

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    公共の交通機関はトラムとバス、トロリーバスだという。
    路線が網の目のようにめぐっている。
 
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中欧5カ国周遊

スロヴァキア

ブラチスラヴァ

ドナウ川に面してあるスロヴァキアの首都。
ハンガリーの首都がおかれた地で、旧市街地は美しい街並みが保存されている。
7世紀にスラヴ人による最初の国家が成立、その後マジャール人の侵攻により1000年もハンガリー帝国の支配下に置かれた。その後チェコスロヴァキア協和国が誕生。1993年チェコから分離独立してスロヴァキア協和国となった。

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             フラヴネー広場
フランス、イタリアなど各国の大使館が軒を並るように隣接して建っている。
日本も見つけた。
旧市庁舎前のフラヴネー広場は出店もたち観光客で賑わっている。
広場の周辺はカフェも多い。

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中欧5カ国周遊

ハンガリー

ブダペスト

ドナウ川ナイトクルーズ
ブダペストは夜景が絵になる街。
丘の端をオレンジ色に染めながら日が沈み始め、やがて完全な日没がやってくる。
くさり橋は前夜からライトアップされたところであった。クルーズは雨でドナウ川の水位が上がると中止になる。最近雨続きであったが、前夜から再開されたばかりでラッキーであった。
ナイトクルーズはドナウ川を挟んでブダ側、ペスト側双方の夜景が楽しめる。昼とは異なる幻想的なムードを作り出している。

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                  くさり橋
1849年に完成した、ブダ地区とペスト地区を結んだ最初の橋。
 第二次世界大戦で破壊されたが1949年に復元された。
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                 ブダ王宮
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                   国会議事堂


中欧5カ国周遊

ハンガリー

ブダペスト(ペスト地区)
大河ドナウは右岸はブダの丘、左岸は19世紀後半に急速に発展したペスト地区が広がっている。

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             聖イシュトヴァーン大聖堂
ブダペストを代表するネオ・ルネッサンス様式の大聖堂で正面両脇に80メートルの塔が聳える。50年以上の歳月をかけて1905年に竣工した。
堂内は初代ハンガリー国王で、キリスト教布教に努め成人に列せられた聖イシュトヴァーンが祀られている。
円形ドームを支える4本の柱に彫像がある。

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                  中央市場

ブダペスト最大の常設市場。
品物は豊富で肉、ソーセージ、サラミ、野菜、香辛料などの店が整然と並んでいる。
実演販売してるところに出あった。ハム、サラミも美味しそうである。

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ハンガリー料理といえばパプリカを使ったものが有名。粉末パプリカの種類も豊富。
用途は煮込み料理(グヤーシュが有名)、揚げ物など
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                     グヤーシュ



中欧5カ国周遊

ハンガリー

ブダペスト

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            マーチャーシュ教会(ブダ地区)
ゴシックの威容を誇る教会でセラミックのモザイク屋根が美しい。
13世紀にロマネスク様式で建てられたが、トルコ侵略時はモスクに改築されている。、
内部はフレスコ画とステンドグラスから差し込む光が美しい。

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                   英雄広場
マジャール人によるハンガリー建国1000年を記念して1896年に造られた大きな広場。
中央にそびえたつのは高さ35メートルの建国記念塔、その頂上に大天使ガブリエル、
台座にはマジャール人の7部族の長、の騎馬像がある。
塔へと急ぐ観光客、6月初旬というのに気温は34~5度真夏姿が多い。

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                   オペラハウス
ハンガリーオペラの殿堂、リストを生んだ国、正面左側にリスト像が飾ってある。
公演が近いのかトーマス・ハンプソン(オペラシンガー・バリトン)の垂れ幕が下がっている。

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                 アンドラーシ通り
ブダペストのメイン通りに歩道と平行して自転車専用レーンが設置されている。
フルスピードで駆け抜けるので歩行者は要注意。エコの街づくりをしていますね。


中欧5カ国周遊

6月8日から2週間近く中欧5カ国周遊(チェコ、ハンガリー、スロバキア、オーストリア、ドイツ)のツアーに参加した。オーストリア航空でウイーンへの直行便で往復したので、往復時間と身体への負担は軽減された。
写真を撮りすぎて編集もはかどりません。今回も写真を少しずつUPしていきます。

ハンガリー

ブダペスト

22つの世界遺産を擁し、その美しさから「ドナウの真珠」「ドナウの薔薇」とも称されるブダペスト。ドナウ川を挟み、西のブダ地区と東のペスト地区に分かれる街は、ハンガリー王国が誕生して以来、その首都として1000年の歴史を有する。今も中世の薫りが色濃く残る。

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ハンガリーの首都ブダペストは、 大河ドナウが町を二分するように
        ブダ(右岸)とペスト(左岸)を北から南へ流れている

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                   くさり橋
   ドナウに架かる最初の堅固な橋として19世紀半ばに架けられた。
   第二次世界大戦で破壊されたが戦後に再建。
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                     漁夫の砦
ブダ地区ドナウ川に面して築かれた白亜の砦。
名称はかってここに漁業組合があって王宮の丘の市場を守っていたことに由来。
ここから眺めるドナウ川とペストの町はブダペスト観光のメッカとなっている。
砦の前に立つ騎馬像はハンガリー初代国王「聖イシュトヴァーン」
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         対岸(ペスト地区)の白い建物は国会議事堂



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マンマ

  • Author:マンマ
  • 好奇心、やじ馬根性旺盛な熟年おばさん?

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