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今日は9月30日、夫にとって会社に出社する最後の日となった。
公務員生活30余年、現職の船会社に15年、通算52年のサラリーマン生活に別れを告げる。

50数年に及ぶ長い職業生活を無事終えることができることに心から感謝する。妻としても万感の思いがよぎる。今朝はお赤飯を炊いて送り出した。

otto

次女からメールが届いた。「お疲れ様でした。そちらでお迎えできないのが残念です」・・・在京の彼女も10月異動で忙しい最中、夜に電話もくれる優しい娘である。

最後の挨拶を済ませて昼ごろ帰宅した。大きな肩の荷が下りたことだろう。サラリーマン生活の中で二度目の退職を迎える。公務員、船会社の現職ともに重責を担ってきた。

昨夜退職を迎える時の心境について、どちらがより責任の重さを感じたか尋ねてみた。今回だろうと返ってきた。輸送に関わる仕事は事故とも背中合わせの中にある。最高責任者として目に見えぬ緊張を強いられていたのであろう。海上輸送であることもあるが、特に台風情報は綿密に収集していた。これからは台風シーズンも平常心で過ごせることだろう。

genkan2

このところ連日送別会が続いた。花束をたくさん頂いたので、家の中はきれいな花に包まれている。今日も大きな花束を抱えて戻ってきた。
52年余、長い間、本当にご苦労様でした!!




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hanataba

夫は9月末に船会社を退任・退職する。
いつもの月と違い残務整理などに追われ慌しく過ごしているようであった。会社から毎日のように荷物を持ち帰ってくる。広縁に山のように積まれている。15年余りの期間に徐々に増えていったものであろうがこれからの整理も大変である。

送別会も多くなっている。昨夜は船長、機関長会の送別会であった。妻の私も招待されて出席した。毎年、社員(大方は船の乗組員)と家族の親睦会が開催されているので顔馴染みの人ばかりである。15~6人の集まりで、顔が見え話が聞こえる和やかな雰囲気の中で始まった。

会社は設立30年、奄美の島々と鹿児島を結ぶフェりー航路である。生活物資や旅客を輸送している。夫は専務・社長職を15年半担ってきたが9月末でリタイアーする。

彼は挨拶で創業者の理念、新造船つくりに関わり進水式で感動したこと、社名が一度も変わっていない(変遷の激しい時代に珍しいこと)ことなどを述べた。

喜寿を迎える年齢だが、お世辞でも若く見えると言ってくださるとうれしい。乗組員は若い人が多いので結婚式に出る機会も多かった。一人が“スピーチはいつもほろりと涙がこぼれるような情のこもった話で皆誇らしく思っていました”と。社員に慕われていた一端を知り胸が熱くなった。

soubetukai

夫はとっておきのハーモニカ演奏と手品を披露し送別の宴に応えた。
私も、皆さんとゆっくり語る時間があり最後のお礼と謝意を伝えられよかった。花束をいただいて万歳三唱で送ってもらった。温かいぬくもりのある送別会であった。




naiyagara

昼前に白ブドウ「ナイヤガラ」が届いた。
うれしくて直ぐ鋏を入れた。開けるとあたりに甘い香りが広がる。次女からの贈り物で「退職祝い」ののしが掛けられている。9月末で退職する父親へのプレゼントである。

産地は長野県塩尻である。私が知っているナイヤガラは北海道産である。ぶどうにナイヤガラという品種がある。それを知るきっかけとなったのも次女らである。

4~5年前のことである。当地のデパートで北海道物産展が開かれていた。帰省中の彼女と会場へ行き試食した。独特の甘い香りと風味は、口に入れた瞬間口全体に広がり、甘くとろけるように美味しい。いっぺんに病み付きとなってしまった。

完熟ブドウナイヤガラは短い期間しか食べられない季節限定の品種である。その名の通りアメリカ・カナダの国境のナイアガラの滝付近が原産地という。日本では寒い地域の北海道、長野、山形などが産地のようである。

今年は11月の北海道物産展を待たず、より早くナイヤガラに対面した。ゆとりのできた夫と「ナイヤガラ」の香りと風味を楽しみたい!

naiyagara2




gekkabijinn


今日は敬老の日。朝ニュースの中で「75歳の壁を乗り越える」を報じていた。
折りしも夫が2009年9月末で仕事を退任・退職する。夫が同年代の我が家のことと重なり他人事ではない気がした。

彼は地方公務員として30数年勤めた。役人時代の最後もS部長として企業誘致などが盛んで景気のよい頃であった。現職の船会社に15年勤務して今年は喜寿(12月生まれ)を迎える。50数年サラリーマン生活を過ごしたことになる。50年といえば半世紀、昔なら人の一生にも値する長い年月である。

請われて入社した船会社であったが、業種の違う企業での仕事、家族として多少の心配もした。月日が経過していくうちに専務・社長職の任務も順調に遂行しているように感じられるようになっていった。だんだん企業人としての顔に変わってきたと感じる。

幸いたいした持病もなく健康である。喜寿を迎える年齢まで勤めることができ、まだ余力のあるうちに退任・退職を決めたことはよい引き際ではなかっただろうか。サラリーマン生活の日数もカウントダウンとなった。

結婚して45年になる。これまで夫が平日家に居る生活は考えられなかった。考えたこともなかった。子供3人は離れて独立している。10月から家庭生活を中心とした老夫婦2人の暮らしが始まる。スローライフ、スローフードの生活に慣れ、馴染んでいきたいと思う。

父親の喜寿・退職の知らせを聞いた子供たち(在京)が、11月にお祝いと労いの旅行を計画中のようである。どんなプランか楽しみにしている。


秋刀魚のおいしいシーズンになった。
塩焼きしてカボスをぎゅーっと絞って大根おろしを添えると、これ一品で白いご飯がおいしい。
今年は豊漁で値段も安いそうである。

秋刀魚は北の海の魚のイメージがあった。以前南の鹿児島では店頭で生の秋刀魚は見られず塩秋刀魚ばかりであった。鮭も同様である。脂がのり丸々太っているのは生に限る。塩物は痩せて見える。

今シーズン我が家の食卓も何度も上っている。タイミングよくガスコンロを買い換えたばかりである。焼き目も程よく焼き上がりの姿もきれい。

ところが「グリルで焼き魚 ご用心・・・台所火災相次ぐ」のニュースを読んだ。
いずれもガスコンロの中央にある引き出し式の魚焼きグリルが火元で、焼いていたのはサンマやサケ。長時間焼きすぎ火災につながったらしい。

脂分で汚れたままのグリルでサンマを焼き続けると、魚の不飽和脂肪酸が受け皿に火がつくこともある。グリルの火は直接眼に見えにくいので魚を焼いていることを忘れがちになる。コンロの前から離れないことである。

秋刀魚はおいしいが火の元にはご用心あれ!!


takenoko


今日はみみずく農園(高校同期の有志で作っている菜園)の秋の植え付けの日であった。名称だけでは大掛かりな農園のように聞こえるかもしれないが家庭菜園である。

鹿児島市の都市農業センターの数区画を同期生で借りて今年の4月から作り始めたばかりである。20名足らずのメンバーでコミニュケーション作りをかねて楽しんでいる。

前回の農作業は大変であった。夏野菜を収穫後秋物を植える準備である。土を掘り起こすが想像以上に硬い。鍬もままならない、スコップでやっと掘り起こせる状態。加えてなれない手つきでやるから能率は上がらずヘトヘト、皆バテ気味。全部を掘り起こせなかった。

今日見ると土の色と形状は見事に変わっている。
野菜作り先達の男性2人が見回って手入れしてくれたという。ありがたいことです。

前回と違い土が軟らかく鍬を入れやすい。堆肥を撒いて畝を作った。
それぞれの班で好きなものを植える。私たちの班は桜島大根、人参、赤にんにくを植えた。このあとジャガイモと玉ねぎを植える予定でいる。いい汗を流した。

暑い時期、7時集合であったので昼前には終わった。その後そば食べに石蔵(ミニ道の駅様)へ行った。

夏の時期に珍しい筍、「緑竹」があったので1袋(5本入り180円)求めた。運よく生産者のおじいちゃんにも会った。「旬の味、味噌汁、酢味噌に最高」と手作りのラベルが貼ってある。掘りたてで切口も瑞々しい。夕食に焼き筍と茹でて酢味噌で食べた。えぐみが少なく歯ざわりのよい食感でした。

「緑竹」(りょくちく)は原産地は台湾。収穫期は6月~10月、その味の良さから、”たけのこの王様”と呼ばれているという。


全国的に民主党旋風が吹き荒れた総選挙が終わると同時に夏休みも終わった。

今日から9月、カレンダーには二百十日、風の盆、関東大震災の日と書いてある。道理でTVのショッピングでも防災グッズの販売が多い。

夕方久しぶりに音を立てて流れるような通り雨が過ぎた。
この頃午後になると曇ることが多いので洗濯物は入れ込んでいた。慌てて北側の窓を閉めに2階へ駆け上がった。この一雨で降り積もった桜島の降灰を流し、樹木も潤った。

鹿児島の今夏は極端に雨が少ない。
待ちわびていた雨である。
新涼を運んでくれるといいが・・・


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マンマ

  • Author:マンマ
  • 好奇心、やじ馬根性旺盛な熟年おばさん?

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