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ブーゲンビレア

トラブルの原因を早く知りたいので販売店へ電話をした。
今の状況を説明した。
詳しく聞かれるので、画面を見ながら指示通りに操作するが解決しない。

今、家電店はメンテナンスの依頼が混んでいるという。
鹿児島は連日の猛暑でクーラーの故障が多い。
訪問依頼は直ぐに伺えない、持込のほうが早いという。

夫が帰宅してから(私は運転出来ない)店へ持ち込んだ。
サービスセンターの人は親切に対応してくれる。

10日間ぐらい掛かるというが仕方ない。
メーカーへ修理に出す書類を書いてからのことである。

係員がプリンターを持ち上げて下から覗き込んでいたら、白いものが見えるといってピンセットで取り出した。
光ってみえたが、ポケットティシュカバーの小片のようである。

家でも紙が引っかかっていないか懐中電灯を持って調べたのに・・・見えなかった。
基本ガイドに図示してあっても、肉眼では確認し辛い。

エラーボタン点滅の原因はこれであった。「これで大丈夫でしょう」と
思いもかけないものがトラブルの因であった。恥ずかしい。

戻ってドキュメント印刷したらバッチリ!
10日間のお泊りもなく、修理費も要らず、メデタシ、メデタシ!!

プリンターはPC(デスク)より低い位置においてある。
デスクから落ちたに違いない。

思いもかけないところに落とし穴がある。
作業台は整理整頓すべし!

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猛暑が続き動作も緩慢となり、只でさえ苛々しているというのに、
プリンターまでご機嫌ななめである。

この数日で溜め込んでいた旅行記3篇をHPにUPした。

旅行記は写真編集もあって、一気にHPへ掲載できないでいる。
ブログを始めてから、少しずつブログに書き込んでいる。
書き終わったところで写真を編集してHPへ載せている。

手間取るので気が乗らないと進まず積み残したままである。
やっと最近のものまで終わった。

だが、厄介な一篇が残っている。
2003年旅行したスペイン回想記である。

デジカメを使用していない頃である。
フィルム写真はスキャナーで取り込んでからでないと編集できない。
時間も掛かり、画質もデジカメより劣るが仕方ない。

ところがスキャナーの調子が悪い。ドキュメントが印刷されず、エラーボタンが点灯したまま消えない。
トラブルシューティングに従って、何回も操作するが解決できない。

基本操作ガイドに、
もう一度電源を入れなおしても、えらーランプが点滅する時は販売店、メーカーへ連絡してくださいと書いてある。
依頼するしかないようである。

せっかくやる気になったらこれですからねぇ~

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赤

白


ついに、今日で、猛暑連続8日となる。
参院選の投票日、昼過ぎに行ったが、この時間は暑さを避けてか少ない。

庭に鹿の子百合が咲いている。
いつもより小ぶりであるが、この暑さにもめげず・・・
鹿の子百合の花弁は著しく反転しています。

花の斑点が
「鹿の子(かのこ)模様」に似ていることから命名されたという。
そういえば、染色に鹿の子絞りがありますね。

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鹿児島市では連日最高気温が35度を超える猛暑日が続いている。
参院選の投票日まであと2日。候補者たちも暑さ対策でたいへんでしょうね。

不快指数は上がる一方。
・・・が、こう暑いと、夏特有の病気もご用心です。
冷房病、熱中症etc.

熱中症は
室内でも発症する、
高齢者は睡眠中に亡くなることもあるという。

冗談じゃない、
こまめに水分を補給し、同様に塩分の補給も重要。
水やお茶と一緒に梅干や漬け物を食べてもよいそうな。
暑さとうまく付き合う工夫もと・・・

PCも、せめてデンプレートを替えて涼を呼びたい!

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ハイビスカス


鹿児島は、今日で5日連続最高気温35度以上の猛暑となった。
外に出ると熱風に包まれているような体感温度である。

昨日の地元紙の夕刊に、
「逃げ水、車列ゆらり・・・4日連続猛暑日」
と載っている。

「逃げ水」?
何のこと、意味は?

読んでいくと
「逃げ水」は、蜃気楼(しんきろう)の一種とある。

鹿児島地方気象台の説明によると、
逃げ水は地表付近の空気が暖められ光の屈折率が変わることで、水たまりがあるように見える現象。
いくら近づいてもたどり着けず、逃げ回るように見えることからこう呼ばれる。

高温で蜃気楼の一種の「逃げ水」現象が起こり、車がにじんで見えたのである。
熱気を帯びていそうで涼しげな感じなはしないが、的確で上手い表現ですね!

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梅雨が明けたら、一気に猛暑入り。
連続4日35度を超す猛暑と熱帯夜です。

今日の最高気温は36.1度、体温に近い。
南国鹿児島でも堪りません。

そんな時、玄関前の道路はガス管の取替え工事でけたたましい騒音がする。
一層暑さを増幅される。

晴天が続くので昨日から梅の土用干しを始めた。
麦藁帽子を被ってざるに広げた。途中で1個ずつ裏返す。

夜は夜露に当てて3昼夜干すことを「梅の土用干し」というが、
南国の強い陽ざしの中に、三日三晩干そうものなら実が痩せてしまう。
炎天下に1日で充分である。

干しあがったばかりの梅干と紫蘇の風味は格別ですね。
喜んでくれる親戚や子どもたちの顔を思い浮かべながら、
明日までがんばりましょう!!


梅干


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松江市内~それぞれの家路へ

松江城

観光名所は5時で閉館のところが多い。5時をまわっているので無理せずに観光はやめた。
夕食会場近くへ移動して付近を見ることにする。
夕食は、昨日タクシードライバーに「鯛めし」がおいしいところと聞いていたので4時ごろ予約を入れた。

行き当りばったりの感はするが、2日目の夕食は事前に決めず、敢えて現地に行ってから決めようと幹事で話しあった。というのも少人数だと融通も利く、名物といわれるものが必ずしも美味しいわけでもない、ハズレだってある。

幹事役としてはちょっといい加減ですね。皆には居酒屋風かもしれないからあまり期待しないでと伝えて、そのつもりでいた。今夜の宿の直ぐ近くである。

ところが行ってみると格式のありそうな表構えで立派な料亭風じゃありませんか。くたびれた旅姿ではちょっと尻込みしそうな老舗旅館である。夕食はその1Fにある庭園茶寮「みな美」である。

店構えからして御代のほうも高いのでは?と思ったが杞憂にすぎなかった。
定評の「鯛めし」もあるコースメニューをオーダーした。

釜飯


鯛めしは絶品であった。
個々に熱々の釜ごと運ばれた。

蓋の上に添え書きの紙片が乗っている。
“炊き上がりの時刻。時間までは蓋を開けないでください。炊き上がったらシャモジで混ぜてから茶碗に移して召し上がりください。”

東京から参加の友人は東京にお店はないの?と尋ねると、以前銀座に出店していたが今はないという。
残念がった。

飛び込みのようにやって来たところで、思いがけなく美味しい嬉しい夕食に出会った。
みんなの顔も満足気で綻んでいる。よかった!

食事が終わってロビーを眺めた。色紙が飾ってある。島崎藤村、与謝野晶子、松本清張、曽野綾子・・・錚錚たる文士の名まえがずらり・・・
彼らが宿泊したところとはつゆ知らず、知らぬが仏とは正にこのこと。

今夜の宿は夕食したところから歩いて1~2分、ビジネスホテルである。
「珊瑚の会」の同窓会旅行ではビジネスホテルを利用することもある。女性ばかりの気心の知れた仲間である。いつもはツインが多いが、今回は全員シングルにした。ネットで予約したら格安の料金ですんだ。

翌朝、松江~新大阪間(4時間30分)を高速バスに乗って、それぞれの家路につく。シングル利用は、マイペースの睡眠をとり時間を過ごせると考えてのことである。
お土産の整理をしたり、宅急便を発送したりで2日目の夜も暮れた。

3日目、松江駅8:30発の高速バスで新大阪駅へ向けて出発した。
乗車時間も4時間30分と長いが、島根、鳥取、岡山、兵庫県と4県をまたがって走行している。

新大阪駅で大阪名物「お好み焼き」を一緒に食べて解散、それぞれの家路についた。寄り道組み(友人や子どもさんとの約束)と別れ、伊丹空港から帰鹿した。

二泊3日の「山陰松江へ同窓会の旅」は、今回も楽しく想い出に残るものとなった。
今回は幹事で作った手づくりに等しいプランの旅行をした。

貸し切りバスやガイド無しでの観光は、まわれる場所と時間は限られ、確かに効率は悪い。反面時間に急かれて消化不良の観光になることも避けられる。

年齢を考えると少しゆとりのあるスケジュールがよい。幸い松江市は中心部に観光地が集中している。徒歩やタクシーで移動出来る圏内にあることも好都合であった。

2年後の旅行と再会を期したい!!        おわり


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ブルーベリー


  ブルーベリーは高原や涼しいところで育つものとのイメージを持っている

     もの珍しさもあり、鉢植えを手に入れた
     実を付けていたので、残念ながら花は見られなかった

     実は淡い赤味を帯びた色である
     紫紺色もいいが写真の優しい色もよい

     丸みを帯びた小さな実は可愛らしい

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もう少し人吉

球磨川


宿泊した旅館の前は球磨川である。
部屋から川沿いの道路に出られない。朝食前に散歩がてら回ってみた。

球磨川の水量は昨日の川くだりのときより少なく感じる。浅瀬の石ものぞき、せせらぎが光っている。
朝のやさしい川風が頬を撫でる。大きく深呼吸した。

岸辺の緑がきれい。その遠景に山が連なっている。
手前道路沿いの塀には透かし百合のオレンジ色が映えている。

2時発のJRに乗る。持ち時間は限られている。
それまでの時間にもう少し人吉を散策したい。
チェックアウト後、旅館目の前にある青井阿蘇神社へ。

青井阿蘇神社

ハス


青井阿蘇神社は相良氏代々の氏神である。

建築物には鎌倉、桃山期の色彩や彫刻が施されている。本殿、弊殿、拝殿、茅葺の楼門は国指定重要文化財に指定されている。創建は大同元年、茅葺屋根の社殿にその歴史の重みが感じられる。

地元の人だろうか楼門で必ず拝礼している。
鳥居の横には蓮池があり、所どころに白い花が咲いている。咲き誇る頃は見事であろう。

城下町として栄えた球磨川河畔の人吉には、その名残りとして味噌や焼酎などの「蔵」がある。
地元の米と球磨川の清水で仕込む焼酎は、球磨焼酎として知られている。

蔵めぐり

焼酎に興味のない夫婦は、味噌・しょうゆ蔵の「釜田醸造所」へ向かった。
製造工程を見学できる。工場内は天然もろみと麹の香りが漂う。朝食で食べたばかりであるが味噌汁を飲みたくなる。
見学後お茶と漬け物、佃煮を試食できる。宅急便で送った味噌がおいしい。
味噌・しょうゆ蔵は、やはり女性見学者が多い。焼酎蔵は男性でしょうか?

近辺には情緒あふれる石畳、老舗の古い町並みが残っている
「鍛冶屋通り」
には刀剣屋、刃物屋が昔ながらの店構えで商っている。
悠久の城下町の伝統や味が今も息づいている。

鍛冶屋通り


行くべきところに昨日食べ損ねたうなぎ料理専門店、うなぎの「うえむら」が残っている。昼に食べて帰らなければ人吉旅行の帳面は消えそうにない。人吉を旅した友人勧めのうなぎ屋である。

宿を発つ時、おおよその位置は聞いてきた。だが、蔵めぐりで歩いているうちに方角や小筋が分からなくなった。

球磨川側に向かってちょっと広い通りに出たら直ぐに見つかった。
モルタル壁の古い作りの店構えで、看板を見のがすと探しつけないかもしれない。

店内

店内も柱、上がり台は黒光り、客席番号も和数字で壱、弐、参・・・とレトロな感じ。映画のセットかと錯覚しそうであった。
ネットで調べたが、注文してからうなぎを捌くので1時間ぐらいの待ち時間は当たり前と書いてある。頑固親父のうなぎ屋かもしれない。

ぐずぐずしていると電車に乗り遅れてしまう。早い昼食となったが、聞きしに勝る「うな重」である。見た目はなんの変哲もないうな重だが、蒲焼はトップと中の2段入り。少な目のたれが掛かっているので、うす味で鰻そのまんまの旨味が生きている。ふっくらとして歯ごたえもあって美味しい。
年寄りに2段入りは多すぎる。今年の土用丑の日の分まで食べた気分。お腹も充ちて駅まで歩いた。

帰りの電車「はやとの風」のルートはスイッチバック、ループ線は逆コースになる。上りのときの方が外を眺める余裕がある。下りは加速するので注意していても見逃してしまう。

肥薩線の吉松~人吉間では日本一の車窓風景を展望できる。観光列車「はやとの風」でのスイッチバック走行、ループ線はワクワク・ドキドキの連続であった。童心にかえったように興奮していました。次回は八代~吉松間の「いさぶろう号」「しんぺい号」に乗ってみたい。   おわり

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睡蓮


          無花果の木陰に隠れて
                  咲いている睡蓮に気づいた

          わが家の睡蓮は
                 昔使っていた火鉢に水を貯めて咲く

          わずか1~2輪だけであるが
                今年は咲き終わったと思っていた

          木陰に入らなければ気付かないままであった

          思いがけなくもう一度眺められ
                     得した気分でうれしい

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ハイビスカス

昨日は初めて回転すし店へ入ってみた。
ドルフィンポート内にある人気店と定評のあるすし屋であるらしい。
活け花の仲間と連れ立って昼食に出かけた。

「ドルフィンポート」は、日本の海の南玄関・鹿児島港、桜島を望むウォーターフロントに誕生した。鹿児島の歴史と未来、そして現代を実感できるランドマークでもある。
目の前に錦江湾、鹿児島のシンボル・桜島が広がり、素晴らしい景観である。

鹿児島の食材にこだわった飲食施設をはじめ、新スタイルのレストラン、郷土が誇る特産品や工芸品ショップ、アミューズメント施設などがある。
鹿児島の魅力を知ってもらいたい、そしてふるさとへの愛情を深めてもらいたいという願いがコンセプトである。

開店間もない時間というのにほぼ満席、店内から威勢のよい声が聞こえる。

回転して出てくるのは寿司ばかりかと思ったら、湯のみに小皿まで・・・粉茶を入れて目の前の栓をひねると、お湯が出てお茶の出来上がり。なんと効率のよい動線!
店員も若者、動きも素早く活気がある。

ネタは新鮮である。個々の値段が分かり易いので懐具合とも相談し易いですね。
もの珍しさも手伝って食べたが今日は満足、満腹。
漁師さんのねぎま汁、おいしかったです。

勘定も想定外?の安さ。
客の回転も速い。客が多いので長居は出来ませんね。
初めての経験、楽しかったです。

リーズナブル&ネタ・新鮮派?には、時世に合った食し方かもしれない。

桜島の写真を撮ろうとデジカメを持参してきたのに、あいにく霞んで山容は何も見えず残念!!

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夏落ち葉


  
                     常緑樹の落葉

                初夏に新葉が出始めると、去年の古葉が落ちる

                落葉樹の落葉のようには目立たない

                公園の樹下 やさしい木漏れ日を浴びている

                     夏の季語である

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鹿児島地方気象台は、今日午前、九州南部が梅雨明けしたとみられる、と発表した。

平年より5日遅く、総雨量は、平年の2倍を超えた。
ここ2日ばかり最低気温が平年より低く涼しい朝晩であった。

シティービュー

今日はシティービュー(観光周遊バス)に乗った。

このバスは鹿児島市内の観光名所を周遊しているおしゃれなレトロバスである。
乗り降り自由でマイペースでエンジョイできる。

2~3箇所乗降しただけで、ぐる~っと全周したわけではない。
青空が広がって蒸し暑い。

石橋記念公園に着いた。

ここには、かって甲突川に架かっていた3石橋(西田橋、高麗橋、玉江橋)が移設・保存されている。平成5年8月6日の集中豪雨による洪水で、河川改修で移設復元したものである。

水遊び

人工の砂浜で、子どもたちが楽しそうに水遊びしている。

戻ってTVのニュースで梅雨明けを知った。

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旅館


女将は韓国出身

徒歩で観光したので汗ばんでいる。先ず温泉で汗を流したい。

人吉温泉は熊本県の南部、鹿児島県にほど近い山あいにある。宿泊した「人吉旅館」は、清流・球磨川に面し、周辺は自然がいっぱい残っている。

玄関脇の大きな泰山木に白い花が咲いている。和風、数奇屋造り、木枠の窓、ピカピカに磨かれた木の板の廊下に温もりを感じる。ハングルの表示もある。

温泉は浴槽が深い。約80センチあり20年以上前から設置されて人気なのが、松の木のベンチだという。
ベンチに腰掛けると肩まですっぽり温泉に浸かる。湯加減も程よく、ゆっくりと長湯したくなる。

露天風呂はないが、水で薄められることなく、源泉100%。循環式ではない、正真正銘のかけ流し方式である。微弱アルカリ炭酸泉。肌にやさしく、飲用にも効能があるという。

ここの女将は韓国出身である。

館内のハングル表示も頷ける。
TVも1局は韓国語放送が映る。
韓国からのお客さんのためであろう。

宿の主人が、彼女の住む姉妹都市との交流で知り合い人吉へやってきた。
通訳で日本語を勉強していたので日常会話に不自由はなかった。

自然に恵まれた土地で生活し子育てしたかったので人吉へ来ることに迷いはなかったという。

結婚後日本の習慣や女将修行のため熊本大学に入学している頑張り屋さんである。来日18年になる今は活け花と能を練習中という。館内の花も彼女の作品。地元に根付いた生活をしている。

韓国からのゴルフ客も多い。韓国人ゴルフ客には、手書きのメモを渡し、JRを使った日帰りの熊本市内観光を薦めている。韓国では「韓国人女将がいる和風旅館」として、口コミで広まっているという。

日韓交流を地でいく若い女将である。着物姿で部屋へ挨拶に来た。流暢な日本語で話し、和服がよく似合う美しい女性である。翌朝フロントで見た洋装姿も若々しい。

夕食は川魚料理。郷土の素材を取り入れた会席料理(夏は鮎、冬はしし鍋も)である。
鮎料理を楽しみにしている。

鮎の背ごし

期待していたとおりに鮎の刺身、特に「背ごし」は新鮮で美味しい。

6月頃の若鮎は骨が柔らかい。薄く切ってあるので骨も当たらず背ごしに向く。
部屋食で、一品ずつ運ばれるのでゆっくりと味わいながら寛げる。

事前予約すると韓国料理も食べられる。
早く知っていたら一品料理だけでも予約したものを・・・当日では間に合わなかった。

今日はよく歩いた。
足のマッサージをしてもらったら、血行もよくなりぐっすりと眠った。    つづく

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人吉市

人吉

ガイドブックに、“700年にわたって相良氏の城下町として栄えた人吉市には、城跡や武家屋敷、焼酎蔵などの史跡や建物が点在している。九州の小京都とも呼ばれ、歴史と温泉とせせらぎのある落ち着いた町である

市内には日本三大急流の一つである球磨川が流れ、船頭の巧みな舵さばきによる川下りはスリル満点”

球磨川くだり後、夕食までに観光しようと思いタクシーに乗った。人吉城跡は必見と思い向かったが、ドライバーは予想に反して城壁が残っているだけで中は公園になっているだけですという。
正直な人だろうが、地元の観光PRをしなくていいの?と妙な老婆心が・・・

人吉城跡

櫓


下車してみると石垣は苔むし、うっそうと木立が茂っている。球磨川くだりで見た外堀の石垣は立派であったのに・・・

石垣にパネルが張ってある。

人吉城は相良家700年の居城。築城の際三日月模様の石が見つかったことから、別名繊月城とも呼ばれている。球磨川を天然の外堀とした中世の山城の形態。

水の手橋付近の石垣のはねだし(武者返し)の建築様式で防火のために造られた。この工法は、函館の五稜郭、江戸湾台場など日本の城で数例見られる西洋式の石垣である。全国でも珍しく国指定史跡に指定されている。

廃藩置県(1871)の後、城内の建物木立は払い下げられ、石垣だけが残っている。

公園へは入らず武家屋敷へ行くことに。パンフレットの図示では分かりにくい。道順を尋ねるついでに、喉も渇いたので近くの喫茶店で一休みする。徒歩で10分と聞いたが結構な距離あった。ぶらぶら歩きながら途中で道を尋ねて辿り着いた。

武家屋敷

武家屋敷


武家屋敷とあるからには屋敷群があるのだろうと思ってきた。ところが現存しているのは門だけである。屋敷は相良藩主が休憩所としていた建物を移築したものである。

この土手町一帯に多くの武家屋敷が立ち並んでいたが、現在はほとんど消滅してしまい、ほぼ当時のままの姿で現存するのはこの旧新宮家屋敷だけである。

武家屋敷の正面に建つ門は堀合門(ほりあいもん)といい、人吉城の建築物で唯一残っている。人吉城が廃藩置県で取り壊される際に新宮簡(しんぐうたけま)氏が当時の藩主、相良頼基公から拝領したもので、現在人吉市の重要文化財に指定されている。

門の後ろに建つ茅葺の家には、西郷隆盛が宿泊した部屋がある。

西南の役・田原坂の戦いで大敗北し西郷隆盛は人吉に入った。
人吉に入った西郷軍は永国寺(幽霊寺として有名)に本陣をおいた。当初、本陣に宿泊する予定であったが、永国寺は病院の様相を呈してきたため急遽、新宮家屋敷(当武家屋敷)が西郷の宿舎として使用されることとなった。ここに1ヶ月滞在している。

日本庭園は、東海道五十三次をかたどったといわれ、2~300年経った木が江戸時代の面影を残している。

永国寺

永国寺

掛け軸


蓬莱山のふもとにあり、西南戦争の際には西郷隆盛が本陣として利用した。「幽霊寺」とも呼ばれ、開山の実底和尚が描いたと伝わる幽霊の掛け軸が有名である。

裏庭に咲く睡蓮がきれいであった。午前中だと開花したところも見られたのだろうが・・・

睡蓮

5時を過ぎている。ちょっと歩き疲れたので今日はこれでお終いにする。温泉に入ってから夕食したいので旅館へ向かった。
寺を出て左折直進したら球磨川、橋を渡った袂に今夜の宿があった。    つづく

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おはようございます。

台風一過、今朝は青空が広がっています。

空気もひんやりとして秋の風、秋の肌もち、爽やかです。

大型で強風の台風との情報に緊張しました。
前ぶれが大きかったわりには、風も雨も無事通過して肩透かしを食ったよう・・・ほとしました。

台風の進路は日本列島の南岸をかすめるようなコースを取っているようです。
今日一杯は交通網も混乱するでしょう。連休で遠出の人には気の毒。

さぁー、久しぶりの青空、掃除に洗濯と主婦しなくちゃ!!

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今日は台風情報を得るためTVはつけっ放しデス。
全国版で鹿児島が放送されている。

悔しいかな全国版での放送は
特有の台風直撃とご機嫌ななめの桜島の噴火、降灰と決まっており、
    明るいニュースには縁がない。

昼頃からここ鹿児島市内は、雨も風も止んで不気味なほど静かである。
どうやら大隈半島に上陸したらしい。

コースの東側に位置せずヤレヤレだが、
宮崎、大分は心配ですね。

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台風4号が接近している。

今日予定していた集まりも昨日中止と決めた。

鉢類は屋内へ、雨戸を閉め、息を潜めるように台風情報に耳を傾けている。

今日の夕方にかけて南九州に接近しそうなコース・・・

梅雨で大雨も降っている。

鹿児島はシラス台地が多い。
雨でたっぷり水を吸った後に台風が上陸したら大変である。

じ~っと通過するするのを見守るだけ
災害が起きませんように!!

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球磨川くだり

川くだり1


人吉駅に12時8分に着いた。
駅を出ると旅館のシャトルバスが待っていた。

宿泊名簿だけチェックして、旅館へ直行する人、荷物だけ預ける人とそれぞれである。
ツアーではないので、添乗員もいない。夕食までは自由行動である。
球磨川くだりをする人もいるようである。

梅雨真っ只中である。球磨川下りは天気次第だと思い、事前に予約しておかなかった。
ひとまず旅館に荷物を置いてから昼食に出かけようと思い、バスに乗った。

宿に着き、チェックインをすませた。天気は回復してきている。
宿にある球磨川くだりのパンフレットに目を通した。

球磨川くだりには急流コース清流コースがある。所要時間はどちらも1時間30分。
それぞれ運行時間も違う。天気と乗船者の人数次第では出ない時だってある。

1時に清流コースが出発する。すでに12時半を過ぎている。
急遽1時の清流コースに乗ることに決め、人吉発船場へ向かった。

明日の帰りのJR乗車時間が決まっている。
これを逃すと明日は天気がよくても球磨川くだりする余裕はない。

今朝はおむすび1個を頬張っただけだったのでお腹が空いた。発船場には弁当もパンもない。
仕方ないので手持ちのバナナとゆで卵ですませた。

人吉はうなぎの美味しいところと聞いてきたので昼食時に行こうと思っていたが・・・

熊本南部を東西に走る球磨川は、日本三大急流に数えられる激流。
1級河川にも指定され、人吉・球磨観光のさまざまのシーンで登場する。

昔ながらの木造りの手漕ぎ舟(15人乗り)に乗船した。
1時発の清流コースは2艘で、人吉城址を目の前にした發船場より出発した。

川くだり2


清流コースを選んだので瀬はないかと思った。ところが1時間30分下るなかに、せせらぎから白波の立つ瀬まで4~5箇所もあった。船頭の巧みな舵さばきで瀬をかわしていく。見事である。

雨が降った後で水は濁っているが川岸には鷺も遊んでいる。
両岸の緑を眺めながら、川風を浴び、ゆっくりとながれる時間の中に身を委ねる。空気もおいしい。どこかの台詞じゃないが「幸せだなぁ~」

天気は回復して夏の日差しである。帽子を被っていてもじりじりと焼け付くような熱気を感じる。ペトボトルの水は飲み干してしまった。

川くだり3


渡(わたり)で下船した。急流コースはここで乗船して下っていく。

夕食時間まで4~5時間ある。観光もしたいので人吉駅まで戻らねばならない。最寄のJR渡駅まで歩いた。よい便がなかったのでタクシーで人吉城跡へ向かった。  つづく

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はやとの風5

肥薩線(愛称名 えびの高原線)吉松~人吉間

鹿児島~人吉は高速を利用するほうが便利には違いない。
急ぐ旅ではない。「はやとの風」に乗車して人吉の温泉に浸かってのんびりしたいと思い立っての旅である。

肥薩線は、熊本県八代駅から、鹿児島県姶良郡隼人駅までの熊本、宮崎、鹿児島3県にわたる路線距離124.2kmを走る鉄道路線である。明治42年11月に開通した。

今回、肥薩線には人吉駅~吉松駅間を往復乗車した。
標高差のあるところで、この区間にはスイッチバック走行するところが2箇所ある。真幸駅(標高380m)と大畑(おこば)駅(標高294.1m)である。

大畑ループ線は、ループ線の中にスイッチバックがある。全国でもここだけである。急傾斜を登るためにループ線がつくられ、急傾斜地に駅をつくるために、スイッチバックがつくられた。SL時代は、撮影場所として有名なところであった。

圧巻はスイッチバック走行する列車に乗車したことである。初めてのことでワクワクしてじっと座っている間はなかった。徐行して説明があるので目でしっかりと確かめられた。

車中

デジカメを持ってドア越しに運転席を眺めていた。スイッチバック地点で写真が撮れるようにドアを開けてくれた。運悪く雨が降り始めて画像はぼやけてしまった。

人吉~吉松間は、21箇のトンネルで山をくりぬき、山肌をジグザグに上り下りするスイッチバック、あるいは山をぐる~っと一周しながら駆け上がるループ方式など、当時の(明治42年11月開通)蒸気機関車で登れる最大勾配(1000メートル走って30メートル登る)の線路である。

そのため途中の車窓は山あり、谷あり渓谷を見下ろす日本一の動く展望台といわれている。日本一の車窓の風景といわれている。

その中で
矢岳第1トンネルは肥薩線で一番長いトンネル(2096メートル)である。
トンネル入り口に石額が埋め込まれている。

熊本県側には、
工事の最高責任者・逓信大臣山縣伊三郎(やまがたいさぶろう)の
「天険若夷(てんけんじゃくい)」=天下の難所を平地のようにした。

宮崎県側には
鉄道院総裁・後藤新平の
「引重致遠(いんじゅうちえん)」=重いものを遠くへ運べる。

観光列車「いさぶろう号」「しんぺい号」は2人に因んで名づけれている。

いさぶろう・はやとの風

宮崎県側のこの地点から見る展望は、日本三大車窓に数えられ絶景が広がる。霧島連山、天気がよければ桜島が見えるときもある。運がよければ秋から冬の早朝は雲海も見られる。
今回は梅雨の最中、曇り空で、残念ながら往復とも雄大な遠景は見られなかった。

肥薩線で最高地点にある矢岳駅(標高539.6m)を下って、
大畑ループ線、スイッチバックして大畑駅(標高294.1m)へ。

さらに下って球磨川を渡ると人吉駅(標高106.6m)であった。    つづく

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はやとの風1

「はやとの風」に乗る

人吉旅行を思いたったのは、6月はじめに鹿児島中央駅で見た1枚のパンフレット、
ちょい旅「臨時直通列車はやとの風車両で行く・人吉城下町温泉の旅」がきっかけであった。

乗車してみたい「はやとの風」、行ってみたい人吉、1泊ですぐ飛び出せそうな内容である。
JR往復と宿泊が付いただけのフリープランである。
出発日は6月20日が最後で、今からでは選択日の余地などない。
行く気になって直ちに申し込んだ。

自分の足で自由に歩く旅は楽しい。ガイドブックを探すが人吉を記述したものは少ない。
やっと1冊見つけて、見るべき所をチェックした。

「はやとの風」は九州新幹線開業と同時にデビューした観光列車である。
吉松駅止まりであるが、今回は乗り換え無しで人吉まで行けることもありがたい。

6月20日(水)、鹿児島中央駅:9時28分発「はやとの風」に乗車した。
梅雨の最中である。曇がかかっているがまぁまぁの空模様である。

列車の外観はレトロな感じがする。乗車してみると車体は古いが改造してある。内装され中央部分は展望スペースがあり、窓が広くシースルーのガラス張りである。かっての蒸気機関車はクラシカルな雰囲気の観光列車に変身している。

腰掛けてビールを飲みながら車窓からの眺めを楽しむ人。わたしはもっぱらデジカメを持ってシャッターチャンスねらい。走行中では思うようにいかない。

はやとの風3

列車は見慣れた櫻島を背景にして錦江湾沿いを走っていく。特急列車であるが速さを感じない。
観光列車はビューポイントでは徐行したり、駅の停車中に駅舎見学や写真を撮ることもできる。
女性の客室乗務員の説明も親切・丁寧である。   つづく

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バラ

今朝の地元紙・M新聞の地域欄に
「オペラ歌手母校で講話」の記事が載っている。

記事に次のように書いてある。

鹿児島市教育委員会が「ふるさと先生招へい事業」の一環として
木下美穂子の母校である宇宿小学校で実施した。

4~6年生約230人が、先輩からのエールに耳を傾けた。
オペラの曲を披露したり、思い出話を交えながら自分の職業を説明。

「小学校の時吹奏楽部に所属していたおかげで、楽器の種類を聞き分けられるようになった。
それは今の歌の表現に役立っている。みんなも若いうちから、友人とたくさん遊び、学び、いろいろな経験をして」
と呼びかけ、児童と校歌を合唱して締めくくった。

6年生2人が話している。
「木下さんは歌声も話す声もきれいだった。また聞きたい」
「世界的に有名な人が先輩にいて、誇りに思う」

小学生にとって素晴らしいプレゼントである。
先輩から聞いた生の歌声と話し声はいつまでも記憶に残ることだろう。


木下美穂子は世界的に活躍する若手のオペラ歌手である。
数日前に地元でソプラノリサイタルを開いている。
リサイタルに行くつもりでいたが、都合で駄目になって残念!

彼女について知ったのはTVで見た日伊声楽コンコルソ一位の歌声である。
鹿児島市出身と知って身近に感じた。
国内三大声楽コンクールの三冠王として話題を呼ぶ。

その後の活躍もめざましい。
NHKニューイヤーコンサートに出演、イタリアに留学し数々の賞を受賞。
オペラデビューも果たし、世界のソプラノ歌手としてとしての地位を着実に築きつつあり、
今後さらなる活躍が期待される。

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昨日でウインブルドン2007も終わった。

これで夜更かしは終わったが、
今夜からTV観戦の楽しみはなくなり、物足りないですね。

9時30分からの放送にあわせて、
 食後の食器洗いもさっさと済ませてTVの前に座った。

男子シングルスは昨年に続き、
第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)対
第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)という顔合わせになった。

最終日、男子シングルの優勝戦は見応えのある試合であった。
手に汗にぎる試合とは正にこのこと、画面に釘付けになって観戦した。
最後まで動けずフェデラーが(3-2)で5連覇したことを見届けて2時に就寝。

また今年の男子決勝では、どちらが勝っても記録誕生の瞬間となる。
フェデラーはウインブルドン5連覇
ナダルは全仏・全英両制覇。

いずれもビヨン・ボルグ(スエーデン)以来の記録となる。
そのどちらも制覇したビヨン・ボルグも観客席で観戦していた。

女子は第1シードのエナン(ベルギー)、
第2シードのシャラポア(ロシア)は優勝戦に残れず、
予想外のヴィーナス・ウィリアムズ(アメリカ)の復活優勝で幕を閉じた。

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グズマニア
               グズマニア(山川フラワーパーク)

入梅直後は、今年は空梅雨かしら?と思ったものでした。

ところが一たび降り始めたら、
警報は出るわ避難勧告は出るわ、それに長雨でウンザリ気味です。

鹿児島はシラス台地が多い地域です。
危険箇所が6000以上あるとTVで報じている。

傾斜地や川沿いに住む人は、
がけ崩れ、地滑り、川の氾濫に警戒しなければならず心労も大変です。

梅雨末期に災害が出ませんように!

雨雲が重く垂れ込めて気も滅入る。
明るい色を眺めて梅雨明けを待ちたい!

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屋久島ツツジ


一昨日集まった中学校のミにクラス会でのこと
話はあちこち飛んで賑やかである。

隣席のSさんが「あれはカルチャーショックだったよね」
それは中学時代に(1、2年どちら?)聞いた久保陽子のヴァイオリン演奏のことである。

曲はメンデルスゾーン作曲「ヴァイオリン協奏曲」。
あの時聴いた鮮烈なヴァイオリンの音色と曲は今も脳裡に焼きついている。

彼女は当時10歳ぐらいの少女。
朧気な記憶であるが、確か奄美出身?と紹介されたように思う。
奄美大島が日本本土復帰以前の頃のことである。

今は日本を代表する世界的ヴァイオリニスト、教育者(現東京音楽大教授)である。

メロディーを聞き漏らすまいと目を輝かせ神経を集中して聴いた。
1回聴いただけで曲のイメージを覚えた。

今と違いライブ演奏を聴く機会の無い頃、まして中央から遠く離れた地方に住んでいる。
当時の音楽鑑賞?はラジオ放送や映画のスクリーンから流れるメロディーを聞くぐらいであった。

あの音色はまさにカルチャーショックであった。
強烈な印象が残っている。

わたしが中学に通った時期は(S27~30年)まだ太平洋戦争の復興期の頃である。
鹿児島大の教育学部に付設された中学校は、旧兵舎跡の古い木造校舎であった。
教室も廊下も薄暗かった。
演奏を聞いた所は、新装の教育学部の体育館である。

どうして、あの頃1中学校でヴァイオリン演奏ができたのだろう?

今思うと音楽の先生も当時としては特異であった。アメリカ2世といわれていたが服装も違っている。ブラウスの色が赤やピンクであっても似合っていた。

周辺で中年女性が赤い服を着ている姿を見ることは殆んどなかった。
中年女性は洋服よりまだまだ和服姿が多かった。

西欧音楽を聴く、それもライブで・・・きっと彼女の発想だったのでは?

まだまだ戦後を引きずっており、何事も飢餓感ばかりの頃、食べ物も充分でなかった。
とても文化まで楽しむゆとりのない頃である。

このヴァイオリン演奏を聴く機会があったから、クラシック音楽に目覚め、好きになったといっても過言ではない。

未開の地で、TVの画面に群がるようにして覗き込んでいる子供たちの顔が浮かぶ。
あの姿とヴァイオリンを聴いたときの私の顔の表情は同じである。
新しいものに出会ったときの好奇心や感動は一緒である。

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昨夜は中学校のクラスメートが集まった。

東京在住のKさんが帰郷した。急遽であったが8人集まった。
40名のクラスであったが郷里に残っているのは10数名である。

地元に住んでいても皆で集まる機会は少ない。
遠くに住む人が帰った時が集まるよいきっかけになる。

3年間クラス替えもなく同じ顔ぶれで学んだ仲間である。
気心も知れて懐かしい。

Kさんとは3年ぶりである。それまではお父さんの看病で帰郷していた。
そのお父さんも亡くなり、今回は家の整理を兼ねての帰郷のようである。

子どもたちがふる里を離れて独立すると頻繁に帰省できない。
両親が亡くなるとふる里への想いはあってもふる里は遠くなっていく。

寂しいことだが、現実問題、住む主のいない家は致し方ないことである。
我が家も同じことに・・・

親をおくったら次は自分たちがおくられる番。
健康管理は切実である。

老いがしのび寄ってきている。
それでも口だけは達者でその気配なし。

久しぶりに本音で語り、すっきりした気分で戻った。

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パッションフルーツ


昨日、八百屋の店頭でパッションフルーツを見つけた。

産地はどこだろうと箱を確かめた。屋久島産と書いてある。

濃い赤紫色で艶々としている。持ち重りがする。完熟しているに違いない。
東京に住む子どもに送ろうと思い1箱購入した。

パッションフルーツを見ると2年間過ごした奄美大島を思い出す。

庭に植えて収穫した。花が咲くと受粉する。
暑い奄美ではこぼれる様な花粉がつくので歩留まりもよい。

花が咲くと名前のとおり「時計草」である。

2つに切ってみた。果肉が一杯詰まって甘いトロピカルなかおりが広がる。
この芳香をお届けできなくて残念!!

時計草


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今日銀行の窓口で振込みをしようと思って出かけた。

夫名の振込みである。ところが、本人確認が必要だという。通帳を提示した。
奥へ行って上司と話してきたようで、今度は印鑑と本人を確認する保険証などが必要だという。

印鑑は会社で使用するので常時本人が持っている。保険証は個人のカードになってこれも本人が携行している。

10万円以上の振込みは本人を確認するようになったという。頻繁に窓口で振り込みすることはないので知らなかった。取り込み詐欺などの防止からだろうと思うが。

引き出しでもないのに・・・
領収証が欲しくて窓口納入をしようと思ったのに・・・

結局、今日は印鑑、保険証は持ち合わせていなかったので、振り込めなかった。
なんとも不便になったものである。

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      薔薇


               蒸し暑い日が続いています

               薔薇の花期は終わったと思ってたら

                     蕾が膨らみ 赤い薔薇が咲いている

               雨雲が通り過ぎ 小さな露をころがしている

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月下美人3

        一夜限りの花、月下美人が咲きました。

        昨夜8時前に開き始め、9時前には高貴な香りが・・・

        やがて全開、花容は婉然として気品があります。  【0時14分撮影】

          ウインブルドン2007のTVを見ながらズーッと眺めておりました。
          
          3時前に就寝(夜更かしですよ)

          今朝見るとご覧のとおり、まさに一夜だけの花!

月下美人2


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マンマ

  • Author:マンマ
  • 好奇心、やじ馬根性旺盛な熟年おばさん?

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